UpDate 2012.02.24



2011.12.23 小田急小田原線 喜多見駅にて


小田急10000系HiSE車は世の中がハイデッカーブームだった1987年に小田急電鉄60周年を記念して製作されました。
しかし、世の中がどうなるか全く分からないものです。
2000年に通称「交通バリアーフリー法」が制定され、鉄道車両も大規模更新工事を行う際に
バリアーフリー対応する事が義務付けられました。
(車いすスペースの設置や段差の解消など)

この法律により、自慢のハイデッカー構造が仇となり
(客室入り口に階段がある構造となっています)
更新工事の時期にはきていたものの、更新工事をせずに廃車することになりました。
(多分新車を作った方が、残りの使用期間を考えると安い計算になったと思われます)

その為、一部が長野電鉄に譲渡されていますが、2012.03.16を以て引退する事になりました。


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